フランス語 単語151、文法復習1、動詞活用復習10

坐禅 40分

・休日。午後に坐る。

・フランス語の初級は大学で終えているが、それから二年経ってほとんど忘れているため、改めてやり直している。今は、突貫工事の段階。いわば初期衝動に任せて、単語1500、動詞活用、初級文法をマスターすること。

・トーキングウィズ松尾堂に稲川淳二と、童話作家である松谷みよ子さんが出ていた。怪談とフォークロアの話が面白かった。

・中世ヨーロッパにおける小宇宙と大宇宙の区分。日常的なものを小宇宙、その外の未知なるもの大宇宙といった。大宇宙へは畏敬の念が捧げられ、生死の境界は曖昧だった。死とは小宇宙から大宇宙への移動にすぎなかった。キリスト教は、これらを一元化しようとした。人間と自然は分離され、それぞれが分析対象になった。これが近代科学のはじまり。また、交響曲は、音楽を一元化しようとする試みから生まれた。(『自分のなかに歴史を読む』)

・そういえば、ブルースは理論によっては捉えきれない音楽だ、と菊地成孔が書いていた。たしか『東京大学アルバートアイラー』にて。

・来週のnhkラジオ第二、「宗教の時間」の再放送は、総持寺の藤田禅師のお話。坐禅はただ坐るものだとする、見性を否定するタイプの寺にて修行されていたようだ。果たして悟っておられるのかどうか。これは聴いておきたい。

・あるサイトから引用。藤田禅師の言葉。

>目標を定めない志を携えて禅僧は「自分の人生を創造していく人」。他人が何と言おうと自分にしか辿れない軌道を描いていくことこそが僕の「志」だと思っています。きっちり目標を定めてそれをクリアする「志」はゴールテープを切るのが目的となりますが、「目標を決めない志」もあると思うんです。