坐禅 10分

・今日はかなり不安定だった。心意識に手をつけてあれこれ書いたせいかも知れない。さっき、めちゃくちゃに坐ったら楽になった。
交響曲の楽しみというラジオで、ブルックナーの第8番を聴く。指揮者の視点からの語りがすごく面白かった。

・気分が悪くなると予定に手がつかなくなる。川上老師の提唱を読んで立ち直ったけど。一心不乱になれたら、とか思いだしたら、もう坐禅にならない。

坐禅のかたわらに、『正法眼蔵随問記』、井上老師と川上老師の著作を繰り返し読んでいる。必ず悟るぞ、というところから出発してもいいみたいだ。

・川上老師法話の引用。
「でもこう明きらめ来るのに、思想も権威もそうしておそらくは自分の命さへ捨てる覚悟が必要です。なにか頼るところがあると、もとっこほんとうということがわからない。生まれ立ての赤ん坊でいいってことです。捨てたって学問知識なくなりはしない、かえって捨てれば捨てるほどしっかり身に付くんです。自分という妄想我執が関わらないからです。でも捨てる時はほんとに捨てねばならない。これができるかできないかです。」